これを聴けば僕達は何日を過ごそうが“日曜日”を感じられる。
僕達にとっては毎日が日曜日だ。
そう、“Jesus Is King”が耳元に有れば。
カニエウェストの人間性ややりたいこと、彼のやりたいことは自分たちに一生わからないかもしれない。
全てを理解するためには膨大な時間が必要だが、彼がSunday Serviceを始めてから形にしたかったもの、みんなとシェアしたかった音楽が、この「アルバム」という形になったことがうれしい。
ゴスペルもカトリックも自分にはよく分からないけど。
彼のやりたいこと、やりたかったこと。山奥で自然に囲まれながら音を感じ、コーラスを響かせ、リリックを刻むことは今カニエウェストがカニエウェストたる「所以」であり、他でもない「理由」なんじゃないかなと思った。
神様も幽霊もなるべく信じない様に、目で見て耳に入る情報だけを信じて生きてきたけど、なぜか彼のいう「God」や「Jesus」の話はもっと聴きたくなる。
もっと知りたくなる。
信じたくなる。
不思議やね。
音楽に込められた不思議な力なのかな。
話は変わるけど、カニエウェストみたいにさ、様々な表情を見せてくれるヒトや、“喜怒哀楽”という感情を素直に伝えてくれるヒトが好きだし、自分もそう在りたいって思うよ。
常にテンションが一定だったり、盛り上がるところで腕を組んで見てる様なヤツと一緒に歩ける自信がないね。
辛い時に辛いと話し、悲しければ涙を流し、嬉しい時は歯茎見せるくらいの勢いで笑ってほしい。
日曜日が終わり、日が暮れてまた月曜日が始まるけど。
毎日このアルバムを聴いて思い出そう。
音とリリックに乗せられた“神聖な何か”を。
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